脱原発に向けて!!

今すぐに原発を停止・廃止することは出来ないかも知れません。

でも行動しなくては、何も変わりません。 だから、今から行動します。

2012年3月27日火曜日

議員辞職勧告決議に反対!!

3月議会が終わりました。
今日の目玉はたぶんこれ!

1、議員辞職勧告決議    
選挙ポスター水増し請求をした2人の議員に、「辞めなさい」と議会が言うことを決める決議です。

今回の議案が提出されてから、随分考えました。
私は悪いことは悪いと、議案に賛成なのですが議員が議員に辞めろということは出来ないので、議案に反対という意見もあり迷いました。
いろんな人に聞きました。
どちらの理由にも「納得できる」といわれ迷いました。
散々話して直前まで迷いました。

不正をした議員を許すことは出来ません。

たとえ水増ししたお金を返金し、選挙収支報告書を訂正したからといって許されるものではないと思います。税金を不正に使ったことは明白です。

しかし、今回の辞職勧告は、法的拘束力はなく、決議したとしてもやめさせることは出来ません。
私は、闇雲に決議して、態度を硬化させるよりは、二人の良心を信じたいと思います。

市民に選ばれた議員に「辞めろ」といえるのは、市民。

ふくおか市民政治ネットワークは反対しました。


結果は賛成多数で可決されました。
傍聴席からは拍手がされました。

2、議員定数条例の制定
議員定数を現在の20名から減らし16人に定める条例です。

この議案は3月16日に議会事務局にいきなり提出されました。
議会の中で何の話もありませんでした。
議会改革調査特別委員会の中で協議されるものだと思っていたのでびっくりしました。
提出者に、
「この条例はいつから実施されるのか」
と、質問したところ、
「次回(平成26年12月)の選挙から」
との答でした。
ということは、来年市長選挙と同時に予定されている補欠選挙は実施されるのです。
これでは、今決める理由がありません。
今回いきなり決めるのではなく、議会改革調査特別委員会の中で定員の案(○○人にする)を持って、市民との意見交換会を開催し、充分な論議をしたうえで決めることだと思いました。

議員定数が減るということは、市民の声を聞く人が少なくなるということで、けっして市民の利益になるとは考えられません。
財政的に困窮するのであれば、定数・報酬などいろいろ考えられると思います。

ふくおか市民政治ネットワークは反対しました。

賛成反対同数となり、議長採決により否決されました。

*議員になってずっと思っていることがあります。
 議場は討論(賛成・反対、それも1回だけ)はできますが、議員同士が議論をするところではありません。
今回のように、議員定数条例などの重要な事は、いろんな意見を出し合い、議論して決めたいと思います。
反対討論の中でも、もっと議論をしたいと言わせてもらいました。