脱原発に向けて!!

今すぐに原発を停止・廃止することは出来ないかも知れません。

でも行動しなくては、何も変わりません。 だから、今から行動します。

2012年7月28日土曜日

ただ今挑戦中のノーテレビ・ノーメディアチャレンジの前に・・

福津市の乳幼児健診の中には、メディアという項目があります。
検診時にメディアの啓発をしている自治体は多くはありません。
福津市は先進的な試みをしています。

この活動は、テレビやビデオの長時間接触の弊害と対策を伝えるために、2004年に旧津屋崎町では健診時ひとりひとりに・旧福間町では健診の待ち時間に廊下でチラシを配りながら、ボランティアで啓発したのが始まりです。
今では、4か月児健診時・16か月健診時・3歳児健診時に、個別にメディアとの接し方を啓発しています。
背景には20042月に発表された日本小児科医会の提言があります。
提言の冒頭に「メディアとの長時間に及ぶ接触はいまだかつて人類が経験したことのないものとなり、心身の発達過程にある子どもへの影響が懸念される」とあります。
乳幼児期の長時間のメディア接触は、親子が顔をあわせ一緒に遊ぶ時間を奪い、言葉や心の発達を妨げるからです。
検診では、日本小児科医会の提言を伝えると共に、メディアとの長時間接触の弊害・メディアとの上手な付き合い方などをお話しています。
私も、検診時の啓発ボランティアとして活動してきました。選挙や議会活動で最近は活動できていませんでしたが、去年8月から月1回程度のボランティア活動をしています。
この活動は、子どもが健やかに育つことを守ることだと考えています。

日本小児科医会の具体的提言
1.1. 2
歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2.
授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴は止めましょう。
3.
すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1 2 時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30 分までを目安と考えます。
4.
子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしまょう。
5.
保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう。


夏休みですねー。見事な入道雲です!!

2012年7月16日月曜日

ノーメディアチャレンジって?

6月議会で、子どもとメディアのことを一般質問しました。
現代の子どもたちの周りには、電子映像メディアが沢山有ります。
テレビ、ビデオ、ゲーム、パソコン、そしてケータイ(超小型パソコンです)etc
新しい電子映像メディアが登場するたびに、子どもとメディアの接触時間は長くなって来ています。
今では、世界一長い時間接触しているといわれています。

長時間のメディア接触は、子どもの心や身体、脳にまで影響を与えています。
本を読んだり、字を書いたりしているときは、大脳の前頭前野という部分を使っています。
この前頭前野は、感情をつかさどるところです。
ところが、テレビやゲームなどを見ているときは、この部分は何も動いていません。
動かないということは、発達しないということです。
発達しなければ、感情をセーブすることも出来ないのです。

子どもたちは、遊びながら全身を使って、いろんなことを習得していくものです。
たかが遊び、なれど遊び。
テレビ・ゲームなどによって、身体を動かして遊ぶ時間をなくしているのです。
世界一長い電子メディアとの接触から子どもたちを守るために何が出来るでしょうか。

そこで、福津市では、市内のNPO法人と協力し、乳幼児健診で、メディアとの付き合い方をお話しています。
4ヶ月、1歳半、3歳の健診時に、保護者に小児科医会が出している提言を紹介し、テレビやゲームの影響などをお話しするのです。

3歳以降の子どもたちを長時間の映像メディアから、守るために、青少年育成市民の会とNPO法人の共催で、ノーテレビ・ノーゲームチャレンジを夏休みと11月の年2回しています。
このチャレンジをしているときは、自分で決めたチャレンジメニューを出来た日は、カレンダーにシールを貼ったり、色を塗って行きます。
チャレンジの間はまったくテレビを見ない子もいます。
また、チャレンジをしてテレビがなくても、遊べることが分かります。
お手伝いをしたり、いつもより沢山友達と遊んだりして、有意義に過ごします。

もうじき夏休みです。
今年も子どもたちが、チャレンジを開始します。
大人も応援してあげてくださいね!!