脱原発に向けて!!

今すぐに原発を停止・廃止することは出来ないかも知れません。

でも行動しなくては、何も変わりません。 だから、今から行動します。

2012年3月4日日曜日

「こどもの城」はどうなるの?

私の所属する市民福祉委員会の議案は5つです。
5番目に「工事請負契約を締結する事について」(「こどもの城」整備工事)がありました。
契約金額は3億607万5千円です。
「こどもの城」となっていますが、中には子育て支援センター・学習室など0~18歳までの居場所と、シルバー人材センター(既存の施設の改築)が入ります。

私は、代理人になる前にこの「こどもの城」の基本設計を考える、「子どもの国基本構想推進協議会・施設編」で審議委員をしていました。

この審議会の前は、新築される予定で委員会が設置され基本設計までしていました。
新築せずに既存の施設を有効活用することで、平成20年5月に、新たに審議委員3人が公募されました。(私はその中の一人でした)
公募はされましたが、この審議会は2年近く開催されませんでした。
平成22年の3月くらいに最初の審議会が招集され、平成23年3月末までの予定で審議会は始まりました。
平成22年12月には基本設計が出来上がり、パブリックコメント(市民意見公募)を経て、平成23年3月に施設編は完成しました。

平成23年7・8月には詳細設計に子どもの意見を反映させるために「こどもワークショップ」も開催されました。子育て支援センターの部分に反映させるパパママワークショップも開催されました。
こうして出来上がったのが、今回議案に出されている「こどもの城」です。

今回の議案に出されている「こどもの城」の平面図は、パブリックコメントを受け変更されたものとは、違っていました。
予算の関係で、多目的室や作業室などが一割ほど狭くなっています。
又、バスケットリンクも有りません。
落札価格と予定価格の差があれば、バスケットリンクを整備する予定だったようですが、
建築工事の入札は、予定価格の99.8%~99.5%で入札されています。

予算が厳しい中、この施設が本当に必要なのか、という声も聞こえてきます。
「子どもの国基本構想推進協議会・施設編」の公募前に、そんな議論は終わっているものと思っていました。協議会の中では、建築するという前提でしたから・・・



3月2日に開会された市民福祉委員会では、この議案について採決していません。
議会運営委員会(3/5開催)の承認を経て、3月13日(火)13:30.~再度委員会を開き審議します。

委員会も傍聴が出来ます。
どうぞ傍聴に来てください。