脱原発に向けて!!

今すぐに原発を停止・廃止することは出来ないかも知れません。

でも行動しなくては、何も変わりません。 だから、今から行動します。

2012年7月16日月曜日

ノーメディアチャレンジって?

6月議会で、子どもとメディアのことを一般質問しました。
現代の子どもたちの周りには、電子映像メディアが沢山有ります。
テレビ、ビデオ、ゲーム、パソコン、そしてケータイ(超小型パソコンです)etc
新しい電子映像メディアが登場するたびに、子どもとメディアの接触時間は長くなって来ています。
今では、世界一長い時間接触しているといわれています。

長時間のメディア接触は、子どもの心や身体、脳にまで影響を与えています。
本を読んだり、字を書いたりしているときは、大脳の前頭前野という部分を使っています。
この前頭前野は、感情をつかさどるところです。
ところが、テレビやゲームなどを見ているときは、この部分は何も動いていません。
動かないということは、発達しないということです。
発達しなければ、感情をセーブすることも出来ないのです。

子どもたちは、遊びながら全身を使って、いろんなことを習得していくものです。
たかが遊び、なれど遊び。
テレビ・ゲームなどによって、身体を動かして遊ぶ時間をなくしているのです。
世界一長い電子メディアとの接触から子どもたちを守るために何が出来るでしょうか。

そこで、福津市では、市内のNPO法人と協力し、乳幼児健診で、メディアとの付き合い方をお話しています。
4ヶ月、1歳半、3歳の健診時に、保護者に小児科医会が出している提言を紹介し、テレビやゲームの影響などをお話しするのです。

3歳以降の子どもたちを長時間の映像メディアから、守るために、青少年育成市民の会とNPO法人の共催で、ノーテレビ・ノーゲームチャレンジを夏休みと11月の年2回しています。
このチャレンジをしているときは、自分で決めたチャレンジメニューを出来た日は、カレンダーにシールを貼ったり、色を塗って行きます。
チャレンジの間はまったくテレビを見ない子もいます。
また、チャレンジをしてテレビがなくても、遊べることが分かります。
お手伝いをしたり、いつもより沢山友達と遊んだりして、有意義に過ごします。

もうじき夏休みです。
今年も子どもたちが、チャレンジを開始します。
大人も応援してあげてくださいね!!